射出成形
プラスチックの表面処理技術のノウハウ
金型に原料を流し込んで固める射出成形は、同じ形のプラスチックを大量生産することに向いているため、最もよく用いられる 成形法です。大量生産にあたり、品質やコストを大きく左右するのが金型構造。
たとえば、しゃもじにお米がくっつかないよう にするためには、表面の凹凸に緻密な表現 が求められます。そこで、どのような彫り方 にすべきかといった金型のノウハウにプラ スして表面処理を施すことにより他社商品 との差別化が可能になります。泉ケミカル はこうしたプラスアルファの射出成形で、お客様の商品イメージを最良のカタチに具現化します。
品質のコントロール
生産過程においては、品質ムラを 避けるため、溶融した材料が均質 に流れるようコントロールすることが大きなポイントになります。
- また金型の温度の微妙な違いによっても、モノが膨張したり収縮したりと品質に影響を及ぼすため、気温 にあわせて金型温度を調整すると いった管理を徹底しています。
商品の形状に合わせて
ブロー成形や押し出し成形にも対応します
ブロー成形
ブロー成形は、湯たんぽやシャンプー容器など、口の部分が狭くなっている形状の商品をつくるのに適した成形法です。金型を用いるのは射出成形と同じですが、樹脂を流し込んで固めるのではなく、中に空気を吹き込み膨らませてから固めるため、その名がつけられています。
押出成形
押出成形は、棒やパイプといった長い形状の商品を製造するのに適しています。
溶融した樹脂を、穴から押し出すことにより、連続して細長い形に成形することができます。